このコースは、本来ヨーガの持つホリスティックな原則を最大限に活用し、補完的なヒーリングシステムとして提供していくために、深く、集中的な学びを行うトレーニングです。

このコースは、ヨーガ、ヨーガセラピーの知恵と練習を通じて. 様々な病気や健康の悩みを持つ方を、心身の健康や平和へと導いていくことを目指す人にとっては、この上ないコースです。併せて、受講生一人一人のヒーラーとしての独自の長所を伸ばす絶好の機会を提供いたします。

このトレーニングプログラムは、9世紀から流れる現代ヨーガの父 T. クリシュナマチャリア師の伝統をそのまま受け継ぐカウストゥッバ・デシカチャー博士が、直接指導をするとても貴重な機会です。

ヴィニヨーガ®ヨーガセラピスト養成トレーニングは海外で数年間継続開催されており、近年の人々の生きづらさの増加、ヨーガセラピーのニーズの増加を踏まえ、ついに日本初開催となります!

ヴィニヨーガ・セラピー

古典的なヴィニヨーガ®の伝統において、ヨーガセラピーは次のようなアプローチのもと実践されています:

自身を力付け、成長させていくためのプロセスとして、ケアを求める人が自分の癒しのプロセスに責任を持つこと。

・個人へ向けた、1対1のセッティング

・人間を一つのホリスティックな存在と捉え、多次元にアプローチするため、多彩なヨーガのツールを活用します。

・ 癒しのプロセスは病気だけではなく、「一人の人間」に焦点を当てています

状況に応じたメソッドとして、個人の年齢、職業、能力、その他のさまざまな個人特有の条件を尊重しています。

・短期的な解決策ではなく、進化していくプロセスです。

個人的、そして精神的な成長の道として、一人一人独自の可能性を開花させていくプロセスです。

 ・他の療法や医療と協力が出来る補完的なセルフ・ヘルスケアです。

コース概要

以下は、T・クリシュナマチャリヤ師とT.K.V. デシカチャー師のホリスティックで伝統的な教えの特徴です。広範囲に渡るこのトレーニングでは:

・ヴィニヨーガセラピーの最も重要な原則を、自身を力付ける、ホリスティックで、補完的な、健康体系として紹介します。

・ホリスティックに人間の様々な健康問題に対応するために、ヨーガが提供する膨大なヨーガのツールへの理解と、応用に関する包括的なトレーニングを行います。 

・ヴィニヨーガの1 対 1の癒しのアプローチを受講生が理解し、実践出来るように学びます。

より健康へ道くライフスタイルの発展とサポートとなれるよう、ヴィニヨーガの役割を探求していきます。

・ヴィニヨーガセラピーで実践されるべき、プロフェッショナルで倫理的な基準を学んでいきます。

個人的、又は精神的な成長、そしてヒーラーとしての独自の強みを進化させるという、時に困難な旅において、受講生へ安全な環境を提供、サポートしてまいります。

学ぶヨーガのツール

ヴィニヨーガ®の伝統の中で使われるツールは、以下のようなものがあります(全てではありません): ポーズ(Āsana)、呼吸法(Prāṇāyāma)、瞑想(Dhyāna)、食事法(Āhāra niyama)、ライフスタイルの提案(Vihāra niyama)、チャンティング(Mantra)、ビジュアライゼーション/アファメーション(Bhāvanā)、エネルギーを封印する特別な体位(Mudrā)、シンボリック・ジェスチャー(Nyāsa)、自己探求(Svādhyāya)。

これらのツールを包括的に理解し、一人一人に合わせるヨーガセラピーに活用する学びは、このトレーニ ングプログラムの中核となります。

トレーニング日

トレーニングの、各モジュールのおおよその日程は以下の通りです。正確な日程はコースの参加受諾書にてお知らせいたします。

各モジュールの期間は7日間です!

モジュール01:2024年11月7日-13日
モジュール02:2025年5月(予定)
モジュール03:2025年10月/11月(予定)
モジュール04 : 2026年5月(予定)
モジュール05:2026年10月/11月(予定)
モジュール06:2027年5月(予定)
モジュール07:2027年10月/11月(予定)
モジュール08:2028年5月(予定)


2024年8月15日までに申込み、入学金をお支払い頂くと、100シンガポールドルの早期申込割引をお受けいただけます


会場:

トレーニングプログラムは、東京の会場にて行われます。
会場の詳細は、参加受諾書にて案内されます。

お問い合わせ:

ご不明な点がございましたら、現地コーディネーター、宗近 幸代宛にお問い合わせください
 メール: info@yogahrdayam.com 電話 : +81 90-9208-8171





私の名前はマリオンです。パリ郊外に住み、2019年からヨーガを教えています。

当初から私の目標は、ヨーガセラピーを学ぶことでした。ヨーガがどのように他の人や自分自身を癒すことができるのかを理解したかったのです。

そこで、インド・チェンナイのKHYFでヴィニヨーガ・ティーチャーズ・トレーニングを受け、ヨーガに関する哲学的、技術的な基礎を学んだ後、ブリュッセルでカウストゥッバ・.デシカチャーが指導するヨーガセラピー・トレーニングに申込みました(2019-2023年)。

このトレーニングは、技術的なプログラム以上のものです。

もちろん、糖尿病や燃え尽き症候群のような特定の病気のケア方法を学びますし、ホリスティックな人間のシステムに対する認識と理解を深めるための観察方法も行います。しかし、トレーニングはさらに奥深いものです。

例えば、その人の体質(ヴァータ、ピッタ、カパ)を判断する方法や、脈拍を測り、その体質の乱れが何を物語っているかを理解する方法などです。

私たちは、チャクラ・モデルの深い洞察と、診断やケア提供においてそれをどのように使うかを学びます。

また、ヨーガセラピーのケアを提供する者としての役割、ケアを求める人との関わり方、セラピーセッションでの振る舞い方、メモの取り方、患者のファイルへの記録の仕方など、職業に関する多くの実践的なツールも与えられます。

この教材と学びは膨大で、統合するには多くの勉強が必要です。だからこそ、モジュールとモジュールの間の数ヶ月はとても貴重なのです。

復習し、実践する時間があるのです。 しかし、これはほんの一部に過ぎません。

私の目から見てこのトレーニングが特別なのは、そのスピリチュアルな部分にあります。

私たちは個人的な変容を遂げ、メンターのサポートのおかげで、モジュール中もその合間も、自分の変容へと導かれていくのです。この変容は、ヒーラーとしての目的と、自分の可能性を完全に理解するために必要なものです。

同じような学びを持つヒーラーでも、一人として同じ人はいません。

ヒーリングは心と心のつながりからしか生まれないということを学びますが、これがこのトレーニングの最も挑戦的で美しい部分だと私は考えています。

このトレーニングでは、私たちが自分の心、本質、自分らしさを見つけ、内側に築いた障壁を打ち破ることが前提となってきます。トレーニングが進むにつれて、一人一人がどのように進化し、開かれていくのか、どのように互いに関わり合い、参加者の多様性(異なる国、異なる言語、異なる文化)から恩恵を受けることができるようになっていくのかを見るのは、特に感動的です。

私は、カウストゥッバ・.デシカチャーが11世紀まで遡るヨーガ・マスターとヒーラーの家系の末裔であるという事実が、この変容を支えていると感じています。ヴェーダや古代サンスクリット語のシュローカの詠唱を各モジュールで行いますが、これが特に響くのです。

このとてもスピリチュアルなアプローチは、私に他のすべてのツールを統合し、いつ、どのように使うべきかに導いてくれるものです。

 このコースに参加できたことに感謝の気持ちで一杯です。

ヨーガセラピーに、深く、繊細で賢明なアプローチを求めている人たちにお勧めします。

 - マリオンB、ヨーガ指導者、フランス Marion B

この実質的なトレーニングを始める前に、私はある週末に行われたワークショップに参加しました。2日間だけのセミナーで、カウスゥッバ・デシカチャー氏は治療的なヨーガの概念、ヨーガが健康と病気をどのようにとらえているか、それが身体にどのように現れるか、バランスを見つけるためにヨーガが提供できるツールは何か...などを説明していました。

これらの教えと、私たちが体験したとても深いプラクティスに、私はどれほど揺さぶられたかを覚えています。

私は、自分自身や自分の人生だけでなく、理学療法士としての患者に対する視点にも、大きな疑問を感じました。このヨーガでのホリスティックな視点は、私に大きな感動を与えました。

私の身体は、あちこちに湿疹という形でそれを表現していたにもかかわらず、私自身は自分に合わなくなった関係に無理に留まろうとしていたことにさえ気づいていませんでした。湿疹がひどくなり、病院に行ったことさえあったのに。

このセミナーの後、私は自分自身についてよりクリアに感じ、何よりも自分の健康に対してもっと責任を持つようになり、合わなくなった関係との別れを決意しました。そして、私の肌のトラブルもなくなりました。

その後、私はもちろん、トレーニングで学ぶことに専念をしました。

私たちが受ける指導は、適切な方法で、実際にあったとても興味深い例え話と共に、ユーモアを交えて行われます。さらに、生徒を助けるために、自分がヨーガセラピーを学びながらも、自分自身の変容をさせるていくことを学ぶという特権があります。約10日間のモジュールの間、私たちはとても協力的で、温かい環境の中で、集中的なプラクティスを経験しました。

ヴィニヨーガの伝統を学び始めてから、私は大きく変わりました。自分の多くの可能性に気づき、それを活かす勇気を持つようになりました。自分の欠点にも気づき続けますが、それを受け入れることを学んでいます。

世界はまだ完璧ではないけれど、私の見方は変わりました。困難があっても、私はより弾力的になり、回復力を持ち、より簡単に手放すことができるようになり、心の中に信仰の形を見つけ、自分自身と人生全般を愛する気持ちを見い出せるようになりました。

ありのままの自分でいる勇気があります。他人の視線を恥ずかしいと思うこともなくなりました。

私の愛する人たちも、私が自分の道を見つけたことを示すよう、私が幸せそうで、自分自身に対する意識が良くなったと言っています。

 この素晴らしい伝統に参加できることを幸福に感じています。私が、この真正で信頼出来る道を歩み始めた最初の先生、フィリップ・リゴに感謝します。

そして、この伝統を守り続けてくれているカウストゥバ・デシカチャーに心から感謝します。

 ナマステ

 - アマンダ・B、理学療法士・ヨーガ指導者、ベルギー Amanda B


この3年間のスピリチュアルな旅は、私の人生観や生き方を変え、自分という個性的な存在を完全に受け入れることを可能にしてくれました。

このトレーニングはとてもユニークで、西洋のあらゆるスタイルのヨーガとは異なります。ヴィニヨーガセラピーに出会う前、私はヨーガの機能よりもむしろ、ヨーガの形や身体のアライメント、解剖学に重点を置いていました。形重視のヨーガを練習し、教えていました。 

しかし、TKVデシカチャー師がT・クリシュナマチャリヤ師について書いた『健康、癒し、そしてその先へ』という本にとてもインスパイアされました。偉大なマスターであるT・クリシュナマチャリヤ師の伝統を脈々と受け継ぐ正統な保持者であることもあり、私はカウストゥッバ・デシカチャー博士のヨーガセラピーのトレーニングに参加しました。

この3年間で、私はヨーガとは何かということを非常に深いレベルで学び、ヨーガセラピーが人々の癒しのためにどのように応用できるかを学びました。癒しの道はホリスティックであり、病気の原因は多次元的に捉えることができます。ヨーガセラピストは、メンターからの個別のプラクティス、自分自身へ敬意を持ち、メスや服用など外的な要素を一切用いないアプローチ、長期的に進化するプロセスへの信頼、そして献身を通して、自己の変容を実践しなければなりません。

私はメンターであるカウストゥッバ・デシカチャー博士から6つの異なるプラクティスを与えられ、それらは私に多大な影響を与えてくれました。身体が健康になり、マインドがより集中するようになったのを感じています。練習と同時に、ヴェーディック・チャンティングとマントラの唱え方、そして私の全体へそれが影響することを学びました。

チャンティングを唱えれば唱えるほど、自分自身と他者とのつながりが深まります。ヴィニヨーガの伝統から、ムドラーやバンダ、プラーナーヤーマ、チャクラ、機能的なアーサナなど、かけがえのないヨーガを学べたことをとても幸運に思っています。

 私のセラピーのトレーニングは終わりに近づいています。

私は知識だけでなく、変容の面でもとても成長しました。まずは、メンターとの交流から学ぶことがありました。初めのうちは、彼と心を通わせるのはかなり難しいと感じましたが、彼や他のグループメンバーとの接し方を変えると、気持ちが軽くなり、自分の真実に対してよりオープンになりました。また、彼の教えを観察することで、とても貴重なことを学びました。カウストゥッバ博士は知識が豊富で、親切で、厳しくて、面白い人です。驚くべきことに、彼はこれらの資質をバランスよく発揮できるのです。

このトレーニングのおかげで、家族や周囲の人々との関係が、とても深いレベルで癒されるようになりました。さらに重要なことは、私は自分自身から教え、自分の真実で生きられるようになったことです。

 私の好きな言葉は、『自分の中にあるものを教えなさい。自分自身に当てはまることではなく、相手に当てはまること。』 です。ティルマライ・クリシュナマチャリヤ師の言葉です。 

- Hitomi N, ヨガ指導者, ベルギー/日本

このトレーニング参加を受け入れて頂き、とても感謝しています。ヨーガの世界で何年も勉強した後、やっと私が探していたもの、そしてまだ発見していなかったものを見つけました。

 イタリアで他の3つのティーチャートレーニングに参加し、それらは私の進化と認識の旅において決定的な形成の経験となりましたが、マスター・カウストゥバ・デシカチャーの伝える教えに触れた時、私は自分が今まで見つけたことのない知識と伝達方法に着地したことに気づきました。

これまでの師達が、次のマスターから次のマスターへと、あらゆる面で細部まで行き届いた知識を、真剣に自らの進化の道を歩もうとするすべての人に向け伝えてきた伝統の力を感じました。カウストゥッバはしっかりと教えてくれ、彼の言葉はシンプルで首尾一貫しており、私たちに極めて論理的推論を提供する一方で、深い感情の部分にも集中させてくれます。彼はまた、常に明るさと笑顔のスペースを残してくれています。

 彼の教えは、父TKVデシカチャーと祖父Tクリシュナマチャリヤが持っていた伝統の古典と彼自身の経験に基づいた、権威のあるものです。ヴィニヨーガの伝統には大きな力があり、エネルギーに満ち、輝いていて、私にとって大きな支えとなっています。

 ヨーガセラピートレーニングでは、特に1対1のアプローチでヨーガを教えるための新しいツールを学ぶことができました。あるアーサナやプラーナーヤーマの代わりに別のアーサナやプラーナーヤーマを勧めるという、教え方の選択の根拠を理解することで、どのように知性を働かせるかを知ることができました。

 コースでは、瞑想やバンダといった個人的なプラクティスに関連するトピックと、ヨーガを通して関わるさまざまな病気に関するトピックの両方を探求しました。私にとって最も重要なレッスンは、健康な人であれ、何らかの疾患を抱えている人であれ、その人に合わせて練習を適応させることを学んだことです。すべての人は異なる歴史、異なる身体、そして独自のあり方を持っています。同様に、施術者も一人ひとり違う。この多様性を見抜き、認識し、大切にできることは、私の現実の見方や経験の仕方に深く影響しています。

 私は何年も教えてきましたが、教えを均質化することは、常にその質を減少させることだと感じてきました。実際、私がクラスで満たせるものとは別に、異なるニーズがあるために、ヨーガを断念する練習生を何度も見てきました。プラクティスがより深くなり、集中の中心がより定まり始めたまさにその時、ゴールへの個々の道が欠けているために、人々が離れていくのを見ていました。今、私はすべての人の目的は自分自身にあり、その道は完全に個人的なものだと知っています。私は今、一人一人にとって親密で、ユニークな道を切り開くためのツールを手にしています。これは信じられないほどのリソースです。

 このトレーニングを、自分のプロフェッショナルな役割に真剣に取り組み、自分自身を求める人へのガイドになることの重要性を認識するヨーガ指導者に勧めます。私たちには大きな責任があり、その旅を分かち合えることは私にとって計り知れない喜びです!

 - アナリサ・O、ヨーガ指導者、イタリア Annalisa O